2009年3月18日水曜日

小沢代表が企業・団体献金「全廃」を指示 民主党

民主党の小沢一郎代表は18日、党本部で鳩山由紀夫幹事長と会談し、西松建設の違法献金事件を受けて表明した企業・団体献金全廃の方針について「岡田克也党政治改革本部長に言って実現してほしい。分かりやすい仕組みにしないといけない」と述べ、党として検討するよう指示した。小沢氏の公設第1秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕されたことを受け、同法の抜本改正に取り組む姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。 小沢氏は会談後、記者団に対して「どの企業なら(献金を受けて)良いとか悪いとか言うわけにいかないだろう。企業・団体の全面的禁止以外に実効があがらない」と改めて強調した。企業・団体献金の全廃を次期衆院選の政権公約(マニフェスト)に盛り込むかどうかについては「僕が強制する話ではない。(民主党内の)みんながいいと言うならいい」と述べるにとどめた。 一方、鳩山氏は同日、党の政策決定機関「次の内閣」の会合で「代表がここまでの決意で述べた以上、その思いを受け止めて政策としてまとめ上げてもらいたい」と述べた。

2009年3月9日月曜日

自民、「二階ルート」に危機感=西松献金、政権に痛手も

西松建設の違法献金事件で、自民党が東京地検特捜部の捜査の行方に神経をとがらせている。西松側からの資金提供疑惑が出ている二階俊博経済産業相の周辺に捜査の手が伸びれば、麻生政権にとって大きな痛手となるのは必至。小沢一郎民主党代表の秘書逮捕で始まった事件の「飛び火」に、危機感を強めている。 「政治資金規正法にのっとって正確に届け出をしていると聞いている」。9日午後の参院予算委員会終了後、二階氏は取り囲んだ記者団に、身の「潔白」を強調した。 二階氏は同日昼、首相官邸での政府・与党連絡会議に出席。その後、河村建夫官房長官と会い、「いろいろご迷惑を掛けている。何かあれば報告する」と手短に伝え、記者団を避けるように官邸を後にした。

2009年3月1日日曜日

桃子雪辱誓いHSBCのシンガポールへ

上田桃子(22=ソニー)が28日、米ツアーHSBC女子選手権(3月5日開幕、シンガポール)出場のため、成田空港から出発した。開幕戦SBSオープン(ハワイ)では優勝争いも最終日に崩れて20位。パット、アプローチの乱れが原因だったため、一時帰国後は沖縄で合宿。同じ江連コーチに師事する男子プロの星野、岩田からアドバイスを受けてきた。「アプローチは状況判断が大切。2人の技術を見て、学びました」と収穫を口にした。昨年のHSBC女子選手権では通算11オーバーの57位に沈んだ。「昨年はショットが苦戦したので、リベンジしたい」と意気込んで機内に入った。