2008年5月10日土曜日

さくら、パットが“グー” 2打差3位「思った所に打てた」

速いグリーンに大半の選手がてこずる中、横峯が新たなパターを手に首位をうかがう位置に浮上してきた。 出だしの1番で5メートルのパーパットを沈めると、「次につながる」と確信。3番で3メートル、4番で2メートル、6番で2メートルとバーディーラッシュ。「前日使っていたパターを変えたことで、自分の思った所に打てていた」と明かした。 今季から、パッティングを得意とする橋本大地プロ(35)とコーチ契約。ストロークの矯正に取り組んだ。パターの握り幅が狭いため、重いヘッドでは手首が動きやすく、確率が悪くなると指摘されていた。 前日練習で「フィーリングがよかった」ためパターを変えることを決断。3・5インチ短く、26グラム軽いパターで、さっそく効果が出た。 首位と2打差。一昨年のリコーカップ以来の国内メジャー制覇に「気持ちは強いけど、空回りしないように」。静かに闘志をかき立てた