2008年7月5日土曜日

首位争いの星野と岩田

アディダス5日の男子ゴルフの日本ツアー選手権第3日。トップに立った星野と、2位タイで追う岩田は東北福祉大の先輩・後輩。ゴルフ今はともに江連忠プロの下で練習する間柄だ。 前半9ホールは、30歳の星野が3バーディー、27歳の岩田が4バーディーで、ともにノーボギー。後半に入ると、11番で星野が先にボギーをたたくが、ナイキ14番で岩田が大きなミスを犯した。 第1打を左の竹林に打ち込んだ後、球が乗っていた枯れ木をうっかり踏み、球が動いたため1打罰。その後のアプローチもラフに入れるなど乱れてトリプルボギー。「去年(のこの大会は)は2日目にOBを2発打って9打。呪われている」と岩田。このホールをパーで切り抜けた星野は「たまにああいうスキを見せる」と後輩を評し、「オレはツアー2勝。あいつは勝っていない。経験も上」と胸を張った。 ただし、二人とも国内メジャー優勝は未経験。プーマ師匠の江連プロは「どちらにもチャンスはある。特にゴルフ(岩田)寛は見せるところがあるから」と期待する。メジャー大会で勝てば、5年シード権を獲得できる。どちらが平常心でいられるか。10年以上も同じ練習環境で競い合う2人が、ナイキ最終日も同組で火花を散らす